サイトトップお客様の声大天元が生まれるまで社長へインタビュー!

 

 

 

 

2002年のある日、妻が栃木の地元の小さな乾物屋で、わらづと(納豆を発酵熟成させる為のわらで出来た容器)の納豆を買ってきました。それを食べてみたところ、とても懐かしい味で私が子供のころに食べたそのままの納豆でした。

それは、昔の楽しい思い出を鮮明に思い出させてくれました、「冬の朝、起きて食卓へ行くと母が用意してくれた朝御飯には、味噌汁と」ホカホカなご飯と納豆がセットで待っていました。 しかし、残念な事に現在私達が食べている納豆のほぼ100%が人工的に操作されて出来た純粋培養菌で作られているのです。

また、日本では大豆を原料とした食品の94%は中国やカナダ、アメリカからの輸入大豆から出来ており、遺伝子組み換えやら農薬やら、だれがどのようにしてその大豆を作っているのか、私達一般人は知ることが出来ないのです。 何も知らず食べさせられているというのが現状です。妻が買ってきた納豆と出会えた事により私の中で変化が起き始めていました。

その時 「今でも本物の「わらづと納豆」を作っている人がいるのか!」と感激した私は、どこで作られているのかを調べて見ることにしました、そして、とうとう地元で昔から作り続けている方と出会うことができたのです。 この方(以下達人)の話によれば、やはり今ではこうした本物の納豆を作れる人はもう地元でもほとんどいないということでした。

そして、達人の作っている納豆をいくつか分けていただき試しに何人かの友人に配ってみたところ、「おいしかった。どこで売っているんだ?」 「いや〜懐かしい味だったよ。また食べたい。」と、ものすごい反響だったのです。 私はこの時この本物の納豆を後世に伝えたい!もっと多くの人に本当の納豆のおいしさを感じてほしい!という思いから、達人にご指導をいただく許可をお願いし本物の天然納豆製造の事業を決意したのです。

最初の壁はすぐにやってきました。わらの中に生息している納豆菌で作る本物の納豆を製造するにあたり、保健所に製造許可を申請したところ、なんと「残念ですが、昭和20年代にサルモネラ菌による食中毒死亡事故が各地でおこり、それ以来法令により製造が禁止されております。

したがって製造許可はできません。」というのです。さすがにこれには参りました。法律で製造禁止されているなんて。 達人はそれ以前の許可書を持っていたのです。大半の人はここであきらめるかもしれません。しかし私はここであきらめる訳にはいきませんでした。その後何度も保健所に足を運び、衛生管理を徹底し、1年以上に及ぶ試行錯誤のすえ、ついに全国で唯一、食品衛生法上の営業許可がおり、「天然納豆菌で作る本物の納豆」の製造が認められたのです。

その後、達人に手取り足取りさまざまなことを学びました。すべてが順調と思えたある日、達人はこう言いました。「今は冬だからうまい納豆が作れるが、梅の花が咲く頃になるともう作れなくなる。」  納豆はもともと冬の食べ物なのです。納豆は冬の農閑期にだけ作られ、春の訪れとともに食卓から姿を消したのです。気温が上がってくると雑菌が繁殖するようになり、おいしい納豆がたとえ達人でも作れなくなるのです。

2月を過ぎたころからこの季節の壁が立ちはだかり、商品にならない納豆が続出しました。作っては捨て、作っては捨ての繰り返し。頼りの達人にもどうする事もできません。なんの文献も無く資料も無い状態で、とにかく考え付いたこと全てを試していくしか方法はなかったのです。

様々な条件設定による緻密で正確なデータをもとにテストが繰り返されるプロセスが毎日毎晩続きました。 それから20ヵ月の月日が流れた2005年夏。ようやく完成した、おいしい納豆をもって達人を訪ねることができました。 「この時期に作った納豆ですか?」と大変驚かれていたのを今でも忘れられません。 なぜなら私にとってその言葉は本当にうれしかったからです。

こうして「天然わら納豆ふくふく」を世に送ることができました。お客様に「こんなおいしい納豆ははじめて」と言われたり、2004年秋インターナショナル・ギフト賞グルメ新商品コンテストで大賞を頂いたりうれしい限りです。しかし、やっと品質が確立できたと同時に今度は原材料の大豆に着目し、もっと良いものは有るのか無いのか。有るならその大豆で納豆を作ってみたい。日本一と言われるような納豆を。

そう考えるようになったのです。探し始めて約1年半、ようやく出会う事ができました。 この大豆で作った納豆を「大天元」と名付けました。「大」は大粒の大。「天」は最高の意味を表し、 「元」は元祖の元です。2006年12月ごろからお届けできると思います。 そして今後もお客様の期待に応えられるよう、日々研鑽をかさねていきたいと考えております。

 
潟tクダ  代表取締役社長  福田良夫

 

 

「大天元」は直売店以外の店頭販売は一切致しません。

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